2020/06/30 「 萩ツインシネマ 第1回 ibasho 映画祭 」のお知らせ!
「 萩ツインシネマ 第1回 ibasho 映画祭 」のお知らせ
映画『君がいる、いた、そんな時。』https://kimi-iru.com/
7/18(土)から 萩ツインシネマ でのロードショー公開が決定しているのですが、その初日18日(土)、2日目19日(日)の2日間を「 萩ツインシネマ 第1回 ibasho 映画祭 」として上映、そして居場所シンポジウムが両日開催されることになりました。(その後も『君がいる、いた、そんな時。』ロードショーは続きます)
■イベント名/萩ツインシネマ 第1回 ibasho 映画祭
■内容/
・映画「君がいる、いた、そんな時。」上映
・居場所シンポジウム1~不器用に生きたっていいじゃない/18日14:00~16:00
登壇者:
迫田公介 (映画監督、欝病当事者:「君がいる、いた、そんな時。」監督)
大橋広宣/マニィ大橋 (映画コメンテーター、発達障害当事者、いじめサバイバー)
・居場所シンポジウム2~ここにいていいんだよ/19日14:00~16:00
登壇者:
しの武(鬼画作家)
迫田公介、大橋広宣
※映画の入場については通常の映画鑑賞料金(各種割引、前売り券等も通常通りです)となりますが、シンポジウムの入場は無料となります。密を避け、入場制限を設けての上映・ 開催となりますのでご了承ください。
※映画の上映開始時間については上映スケジュールが決まり次第、萩ツインシネマホームページにアップ致します。両日ともにシンポジウムの前後に映画が鑑賞できるよう配慮致しますので、何卒よろしくお願いいたします。
※シンポジウムの模様は配信も予定しております
■企画趣旨
誹謗中傷で著名人が亡くなられたニュースをみて、そしてコロナ禍の影響で DV が増えてしまっている現状がとてもくやしくて。誰かが助けてあげられなかったのかなって思って。 助かる場所がなかったのかなって思って。彼らの場所、私たちの場所。居場所。 萩ツインシネマはあなたの居場所になりたい。そして居場所について考え続ける映画館になりたい。そんな想いから、「第1回 ibasho 映画祭」を開催します。 そして、これからも、できれば不定期でもあなたの「居場所」となる、心に寄り添う「映画」 上映とイベントを開催し、第2回、第3回と重ねていければと思っています。
[シンポジウム出席者]
☆ゲスト/迫田公介(1日目、2日目)
1977 年、広島県呉市に生まれる。 2004 年ニューシネマワークショップ在学中に短編映画『この窓、むこうがわ』を監督する。 繊細な心の揺れを表情に引き出す演出と独特の映像感覚が評価され、続いて制作された『の、なかに』(05)と共に国内外の映画祭に入選、招待上映される。 長編映画準備中に鬱病となる。3 年間療養、入退院を経て、映画『父の愛人』にて復帰。3 ヵ国 12 の映画祭にて招待上映を受け、またインド、アメリカの映画祭で賞を 受ける。同作品は、中編映画ながらも劇場公開され、話題を呼んだ。
2014 年より広島県呉市在住。『君がいる、いた、そんな時。』が長編初作品となる。
☆ゲスト/しの武(2日目のみ)
1972年年山口県防府市生まれ 下関市で創作活動を行う「おに画」作家。 幼少期から辛く、厳しい経験を重ね、16 歳で母になり、33 歳でおばあちゃんに…。
様々な出会いとご縁がある中で、自分の心と向き合い生み出した おに画。
2005 年から創作活動を始めると、可愛らしい鬼の絵と心を打つ言葉が多くの人の共感を 呼び、数々の メディアで取り上げられるようになる。 山口県内外で数々の個展を開催。講 演依頼も増え これまでの経験を語る講演会を各地で開催。2013 年 11 月には小学館か ら「もう、なげかない」と題した自叙伝を出版。 これまで自身が書いてきた言葉を行動に 移すべく 2019 年 2 月の下関市議会議員選挙に出馬し、当選を果たした。
☆コーディネーター/大橋広宣<マニィ大橋>(1日目、2日目)
1964年山口県山口市生まれ。2009年から映画コメンテーター・マニィ大橋として山口朝日放送の各番組で映画紹介を担当し、現在は毎週土曜放 送の「どき生てれび」に出演中。
周南市で開催している周南「絆」映画祭の実行委員長を務め、同映画祭に開設された脚本賞・ 松田優作賞を主宰。同賞第1回グランプリ受賞作を映画化した『百円の恋』(武正晴監督) では特別協力・山口ロケ担当としてクレジットされている。 このほか映画『恋』(長澤雅彦監督)ではプロデューサー、2019年には山口県下松市制 80周年記念映画『くだまつの三姉妹』(長澤雅彦監督)では脚本を担当。 発達障害の学習症(LD)・注意欠如多動症(ADHD)当事者で、子ども時代は壮絶ないじめも体験し、全国の小中学校等で講演活動も展開。慢性腎不全による一種一級の身体障害 者手帳を持ち、人工透析を経て妻から生体間腎臓移植手術を受け、現在に至る。
NPO 法人萩コミュニティシネマ
理事長 高雄一壽
ibasho 映画祭実行委員会委員長 柴田寿美子(萩ツインシネマ支配人)
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ロケ地である呉市の呉ポポロシアターでの先行公開の前日に萩ツインシネマ支配人の柴田さんから相談を受けました。
誹謗中傷で著名人が亡くなられたニュースをみて、そしてコロナ禍の影響でDVが増えてしまっている現状がとてもくやしくて。誰かが助けてあげられなかったのかなって思って。助かる場所がなかったのかなって思って。
彼らの場所、私たちの場所。
居場所。
だから萩ツインシネマ、居場所宣言をしたい。
今こんな状況だから、できるだけ早くしたい。
だから協力してくれないですか?
ibasho映画祭として、みんなの居場所について考える映画祭を開きたい。そこで1作品だけ『君がいる、いた、そんな時。』を上映してシンポジウムを開きたいの。
映画『君がいる、いた、そんな時。』は居場所についての映画だ、と試写を観られた方や関係者の方々から言われることがあって、監督の僕は、ああそういう見方もあるし確かに居場所についての映画でもあるな、と思っていました。
それが、全く偶然に、そして率直にibasho映画祭を、というご相談を受けてびっくりすると共に、とても光栄で、そして嬉しくて。
柴田さんの知人の映画コメンテーター大橋広宣さんをご紹介いただき、急ピッチで開催についての打ち合わせをしました。
「出来ることをしっかりやろう。」
「派手じゃないかもだけど、確かなものを。」
おに画作家で著名な、しの武さんもシンポジウムにご参加されることになって、「居場所シンポジウム」が2日間開かれることになりました。
世直しだ!とか社会を正す!とか思って映画を作ったわけじゃなく、映画を作ろう、観た方と繋がろう、心を動かしたい、と思って映画に取り組んでいて、脚本を書いて、けれどそこには僕の世界観と申しますか、世界がこうあったら良いな、ということは含まれてくるのは必然だったりで。それがこういった形でお誘いご相談を受け、作り手の僕の心の方が震えてしまいました。感動で。
偉くもないし、大したことない僕ですが、この映画に関してはおそらく誰よりも考えているひとりで(監督なので笑)この映画で描かれているかもしれない「居場所について」もたくさん考えているはず。あくまで「この映画の中の居場所について」ですが考えたはず。
シンポジウムでどれだけお話しができるか、うーん。。と思ったりするけれど、大橋広宣さん、しの武さんがいらっしゃる。
肩の力を抜きつつも、色々とお話しができれば良いなと思っています。
しかし映画撮ってよかったーって思うし、映画『君がいる、いた、そんな時。』は幸せな映画だと思いました。
萩ツインシネマさん、ありがとうございます。
良い時間を一緒に作りましょう!
そしてご興味持ってくださった方々、是非、おいでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願い申し上げます!
\本公開 新宿K’s cinemaは6月13日より公開中!/
6/13土〜6/26金 2週間 ①10:20②12:30
6/27土〜①12:00 上映延長決定! 公開終了日が7/10金となりました!
http://www.ks-cinema.com/
呉ポポロシアター 先行上映中 ※6/2(火)は休館日となっております。
初週5/29(金)〜6/4(木) ①12:10 ②13:50 ③15:30 ④17:10
6/5(金)〜6/12(金) ①14:50 ②16:30
6/13(土)〜6/25(木) ①12:40 ②14:20 ③16:00
6/26(金)〜7/9(木) ①10:20
http://popolo1.blog107.fc2.com/
センチュリーシネマ(愛知)公開中!
6/19(金)〜6/25(木)
①14:35
6/26(金)〜7/2(木)
①16:15
https://www.eigaya.com/
他全国順次公開。感染対策を講じた各映画館にてお待ちしております!(恐れ入りますがマスク着用お願いします、風邪の症状がある方はお見合わせをお願い致します。)
ほか、上映劇場は現在こちらが決定しております!
〈近日ロードショー〉
テアトル梅田(大阪) 7月24日金曜日〜
京都みなみ会館(京都) 近日公開
シネ・ウインド(新潟) 7月25日土曜日〜
HOTORI×ほとり座(富山) 近日公開
萩ツインシネマ(山口) 7月18日土曜日〜(18,19日はibasho映画祭として)
桜坂劇場(沖縄) 近日公開
〈公開終了ありがとうございました!〉
横川シネマ(広島市) 先行上映
初週6/6(土)〜6/12(金) ①12:15 ②20:00
2週目6/13(土)〜6/19(金) ①15:40
3週目6/20(土)〜6/26(金) ①19:00
http://yokogawa-cine.jugem.jp/
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映画『君がいる、いた、そんな時。』
出演
マサマヨール忠 坂本いろは 小島藤子
おだしずえ 末武太 アイリン・サノ 沖原一生 山本正大 吉元宏介 渡邊海瑠 下村拓巳 山本偉地位 小川恭未子 藩飛礼・竜児
阪田マサノブ 横山雄二
日本人とフィリピン人のハーフで、クラスでは“ガイジン”といじられる小学 6 年生の男の子。 空回りして周囲から浮いているが、いつも笑顔で自分の居場所を求めている同じクラスの男の子。 彼らに、明るく接してくれる図書室の新任司書の女性。だが彼女には、誰にも話していない秘密がある…。
本作は、それぞれに悩みや問題を抱えながら不器用に生きるこの 3 人が織りなすハートウォーミングな物語です。
主人公・岸本正哉(きしもとまさや)を演じるのは、本作の設定と同じく日本人とフィリピン人のハーフで今作 が初主演となるマサマヨール忠と、呉市内で行われたオーディションで同級生の香山涼太(かやまりょうた)役 に大抜擢され初主演・初出演を飾った坂本いろは。この 2 人が大切に想う存在の新任司書・山崎祥子(やまざき しょうこ)を演じるのは、映画、TV ドラマ、舞台等で活躍、演技派女優として注目される、小島藤子。明るく 振る舞う反面、どうしようもない現実を抱えてあがいている弱さをもつ女性を可憐に演じています。 また、子どもたちを理解する校長先生役に個性派俳優として注目を浴びる、阪田マサノブ、そして、広島で絶大な人気の中国放送アナウンサー・横山雄二が正哉の父親役に扮しています。
監督・脚本・プロデューサー:迫田公介
エグゼクティブプロデューサー:阪井善和 田川耕治 田中敏也 土居由人
ラインプロデューサー:植田中
アソシエイトプロデューサー:露木栄司
撮影:小山田勝治
音楽:ウサギバニーボーイ+kneeeeee+オカダノリコ
劇中タイトルデザイン:田中健太郎
後援:呉市 呉市教育委員会 東広島市教育委員会 広島県
製作・配給:とび級プログラム ©とび級プログラム
2019年 / 日本 / カラー / 85分 / 16:9
公式パンフレット 税込600円(エンドロールクレジット掲載)
オリジナルTシャツ 税込3500円
予告編制作 伊藤新
主題歌「予感」
ウサギバニーボーイ+kneeeeee+オカダノリコ
「予感」MV制作 ウサギバニーボーイ+kneeeeee+オカダノリコ
Twitter ID @kimiiru_movie