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この映画は、彼らの人生の一瞬を見たにすぎません。
物語の幕が下りても、岸本くんも、香山くんも、祥子さんも、
今もどこかで泣いたり笑ったりしているような気がします。

桜井美奈さん(作家)

効率が重視される昨今、いつの間にか人々は仕事と時間に追われ、自らの良心を顧みる機会を失ってしまったように思います。
この映画を通じて感じるのは共感かも知れませんし、もしかしたら軽蔑、あるいは無関心かも知れません。
その感情に善し悪しはありません。
この映画は自らの良心の声に耳を傾ける時間を素朴に提供してくれます。
その時間こそが人生を豊かにしてくれるのではないでしょうか。

山崎聡一郎さん(「こども六法」著者、ミュージカル俳優)

心の痛みを、本当に痛みとして感じさせる映画。共感というより、自分の心の痛みのように揺さぶられていく。
子供たちの素晴らしい演技。痛みの先にある、心を打たれるラスト。
初めての長編映画とは思えない、すごい演出力だと思う。

大谷健太郎(映画監督)

私の出身校と同じ、広島城北高校の卒業生が映画を作ったと聞いて、嬉しくなった。
呉の風景の中で撮られた映画に温かく胸がほぐされ、手作りの映画、手探りの演技に熱くなった。
世界には様々な映画がある。しかしどこかでみんな、いつか故郷でこんな映画を作りたいと願っているのではないだろうか

佐藤信介(映画監督)